株式投資を行う方のほとんどは、それが結果的に利益を生むかどうかは別として、それぞれ自分なりの売買の判断基準を持っています。
ファンダメンタル分析に基づいた投資を実践している投資家であれば企業の財務分析を行い、その結果、例えばA社の株式のPERが何倍以下になったら購入する」など、自分の過去の経験もふくめ、一定の基準を設けているはずです。
テクニカル分析派の方であれば、更に様々な数字や指標、ローソク足や出来高分析などから過去の市場パターンに当てはめ、やはり彼らなりのルールに準じた売買を繰り返しているはずです。
このように多くの投資家は自分の「投資システム」とも呼べるものを持っていますが、それを誰にでも使えるように文字通りシステム化したプログラムを利用して投資を行うことを「システムトレード」と呼びます。システムの指示に従って売買注文を行うだけですので、非常に労力がかかりません。
また、人間と違って感情に左右されず売買しますので、「本当は2割損したら損切りするつもりだったけど、上がるかもしれないからもう少し待ってみよう」などと戦略からブレてしまうこともありません。戦略に忠実な運用が可能です。システムの多くは、経験豊かな投資家が自らの過去の勝利パターンなどを抽出して改良を重ねたものが多いようですが、海外の大型ファンドなどでは、複数の高性能コンピューターを駆使して運用されているシステムトレーディングファンドも存在します。
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