株式投資をまだ実際に行った方がない方でも、この「利益確定」と「損切り」という単語に関しては正確な意味がわからなくとも、聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。株式投資で最も重要でかつ、難しいとされているのが買った株式の売却のタイミングです。
当然ですが、買った時より価格が上がっていれば、「もっと上がるかもしれない」と期待してもったいなく感じてなかなか売却できず、また逆に値下がりしている状態で売却してしまえば、その時点で損益が確定してしまう訳ですから、「もう少し待っていればまた値が上がるかもしれない」と信じて更に損益を膨らましてしまいがちなのが人間の普通の心理です。
一見、トータルで利益を出すためには、利益確定を重視しがちですが、株式投資のプロや、継続的に利益を出し続けている方々の多くは、「損切り」(ロスカットとも呼びます)こそが株式投資で利益を生むために最も大切だと言う方が非常に多いようです。利益を得るために株式投資を行っているのですから、毎回「絶対に損は出したくない」と考えるのは誰でも一緒です。
けれど、一回も損失を出さずに永遠に勝ち続けていくのが不可能なのもまた事実です。つまり、利益が出ることもあれば、損失を出すこともある、という前提の中で、いかにトータルとしてプラスにするかという発想が必要なのです。これを実践するためには、最初は「利益は2割出たら一度確定する」「含み損益が2割を超えたら一度損切りする」などのルールを決めるのがいいでしょう。
そうすることで、いかに自分で決めたルールでも感情に左右されて守るのが難しいか実感することができます。そのような難しさを肌で感じた上で、それをコントロールする術を身に着けることが大切です。
スポンサードリンク